![アルケッチャーノで伝統野菜に舌鼓@山形県鶴岡市](https://seed-to-harvest.jp/wp-content/uploads/2022/12/IMG_3044-scaled.jpg)
こんにちは。
北海道在住、
食と農のコンサルタントの
田所かおりです。
今日は、山形県鶴岡市のイタリアン
アルケッチャーノのレポートです。
以前から行きたいお店として
ずっと頭にあったのですが、
今回山形県鶴岡市を訪れることになり、
念願かなって訪問です。
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店舗は2022年の7月に移転され、
鶴岡中心地から少し離れた田園風景が広がる
幹線道路に面した場所にありました。
席に案内されると、
全面ガラス張りの外は、すぐそこに畑と
山形の雄大な山々の景色が楽しめます。
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では、本題のランチです。
予約していた一番ライトなコース(¥4,400)を
いただきました。
メニューはこちら。
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ドリンクも魅力的で、
地元産の農産物を使った
ジュースが豊富にありました。
私は和梨のジュースを注文しました。
在来野菜を使用していることでも有名なお店。
いつもなら、お肉やお魚で選ぶのですが、
今日は、とことん野菜中心の選択です。
野菜の品種名が掲載されている
~選べるメインディッシュ~からは
3.庄内豚のグリルと藤沢かぶの焼き畑仕立て
翌日、「ちいさなちいさなかぶサミット」へ行くことを
予定していたので、
「藤沢かぶ」のメニューを見つけた時には、
心の中でやったー!と叫びました。
後から知ったのですが、
よみがえりのレシピという映画でも
登場したメニューだったようです。
~選べるパスタ~からは
A.庄内豚ベーコンと平田赤ネギのトマトソースパスタ
を選びました。
庄内豚が続いてしまうのですが、
ベーコンなので良しとしました。
お目当ては「平田赤ネギ」。
どんな風に調理されるのか楽しみです。
では一品ずつ紹介していきます。
1品目、本日のおまかせ前菜
カニとレタスのサラダだだちゃ豆のプラリネがけ
です。
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だだちゃ豆の風味が感じられ、
とにかくレタスがシャッキシャキでした。
2品目、地魚とお野菜の食感カルパッチョ
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わらさに、大根、セロリ、とんぶり、からすみ
が合わさって、和食の要素を取り入れた一品です。
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とてもさっぱりとした味わいでした。
3品目は、本日のはえぬき米のリゾット
紅えびとリゾットを焙り、焼きおにぎり風に
仕上げられた一品です。
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紅えびとは、庄内浜のブランドエビで、
甘エビ(ホッコクアカエビ)のこと。
女性の唇に紅を塗ったさまに
色形が似ていることから
この名前で呼ばれてきたそう。
お味は、紅えびの甘さと
はえぬき米のクリーミーなリゾットがマッチしていて
美味しくいただきました。
4品目はいよいよ「藤沢かぶ」を使ったメニュー
庄内豚のグリルと藤沢かぶの焼き畑仕立て
です。
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「藤沢かぶ」は山を焼いて栽培される、
とても珍しい栽培方法がとられているかぶ。
その栽培の様子をイメージした一品です。
野菜のストーリーがお皿の上に広がるなんて、
感激です。
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まず「藤沢かぶ」ですが、ほとんど生で、
表面が焙られています。
庄内豚はお肉の味が強くやわらかくジューシーでした。
それぞれの素材が力強く、
このお皿から少しだけ野性味を感じました。
5品目、庄内豚ベーコンと平田赤ネギのトマトソースパスタ
「平田赤ネギ」も山形県酒田市の在来作物です。
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「平田赤ネギ」の赤い部分はシャキシャキ感を残し
パスタの上にたっぷりと飾られ、
中心部分や緑色の部分は軟らかめに火が通され、
パスタソースの一部として麺と絡められていました。
庄内豚のベーコンの味がトマトソースに移り、
しっかりとしたお味でした。
6品目、本日のドルチェ
壺の中は、梅のジェラート
クリームブリュレラズベリーソースがけ
塩ミルクのジェラート、チュイール
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お料理もドルチェも美味しかったです。
在来作物が豊富な山形だからこそ味わえるお料理で
頭も心もお口もおなかも大満足となりました。
私の周りの客様は、
会話の内容やお店の方の対応をからすると、
食関係の業界人のようでした。
また鶴岡に行くことがあれば、
ぜひ再訪したいと思います。
今日はこのあたりで。
食と農の未来がより豊かになりますように。