陶芸作品紹介 2020夏

こんにちは。
北海道在住、
食と農のコンサルタント、野菜ソムリエ上級プロの
田所かおりです。

今回は2020年夏の電動ロクロ陶芸教室で作った
作品紹介をしたいと思います。
電動ロクロ陶芸教室は
2018夏、冬、2019夏、冬に続き5回目の参加です。
コロナの影響で参加人数は半分に
制限されてしまいました。
それでも今回は参加できて感謝です。

今回の自分の中でのテーマは「蓋つきの急須」です。

蓋つき急須は、陶芸技術の集大成のようなもの、
ということで、前回作らなかった蓋つき急須と、
急須に合わせた器を2つ作りました。
ちなみに、こちらの3作品、結構小さめです。
掌に乗るくらいの。
最初から小さめサイズにしようと思っていたのですが、
予想以上に縮みました。

表面は金属のようなマットな質感が好きで、
ベンガラにして、
内側は絵具の青の濃さを変えることで
グラデーションになることを狙って塗り、
白の釉薬をかけました。

ベンガラは塗りむらはありますが、
遠目で見るとにはいい感じに仕上がったと思います(笑)
青のグラデーションはなかなか難しかったです2つそろえようと思ったのですが、全然雰囲気が違う感じに。
中間ぐらいを目指していましたが。
まあ、これはこれで良しとします。

器は横から見るとこんな感じ。
形は左の方が好みです。
高台はベンガラを塗らなくても良かったかもしれません。

次はお皿大中小の3枚セットです。

重ねると中大の大きさの違いがわずかですが、
それよりも、リムのエッジにこだわって作りました。

色合いは、生活になじむようなものだけど、
使っていて飽きないもの、を目指して、
お料理を真ん中に置くと、
お皿自体は主張しないように、さりげなくベンガラで線を入れ
お料理なしでお皿単体で見た時に
変化のあるものがいいな、と思ってこんな感じになりました。

小、中、大の順にみていくと

ぱっと見全部同じですが(笑)
大きさが違います。
ベンガラと白釉薬を組み合わせると、
ベンガラの濃さでなんとなく古ぼけたような、
よく言えばアンティークっぽさが出るのが好きです。

お次は、先生に表面が割れているのが作りたい!
と無理を言って色々と相談して教えてもらいながら作った湯飲み。

水のしみこませ具合や、バーナーのあて具合で、
全然違う表情に、
というか、器にならないものもあり、
保険を何個も作りながら好きなものを残しました。
確か、結局は本番粘土のものになったんだったか。
こういうちょっと変わったものが好きです。

そして、前回、
「タレやドレッシングを入れるような器が
あったらいいな。」
という母のリクエストに応えて、作った三兄弟を気に入りまして、
そのデザインを少し大きくしたものを作りました。
付け高台は先生に大変お世話になりました。

釉薬の色の配分が、上のがもっと垂れるかと予想して
付けたのですが、
全然垂れてこず、
3色の割合がちょっと間抜けな感じになりました。
仕方ないですね。
陶芸は、最後まで仕上がらないとわからない部分も
醍醐味かと思います。

最後のこちらのお皿も、
前回のお皿のデザインに合わせて作りました。

こちらは、釉薬のムラが個人的には好きな作品です。

全ての作品を1枚におさめるとこんな感じ。
やっぱり急須が小さいかな(笑)

出来れば次回はもう少し大きな急須で、
飾りのあるものを作りたいです。

今日はこのあたりで。
食と農の未来がより豊かになりますように。

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