BLOG 野菜北海道料理春山菜収穫イタドリ山菜取り ぜひ食べてほしい!春の山菜「イタドリ」 2020年5月6日 こんにちは。北海道在住、食と農のコンサルタント、野菜ソムリエ上級プロの田所かおりです。 今日は、まだあまり知られていないけれど、食べてみたら美味しい!おすすめの山菜、「イタドリ」をご紹介します。 北海道にお住まいの方は、意識したことがないだけで、必ず視界には入っていると思います。少しのどかな夏の道端に、我々の背丈を超えて集団で生えているあの植物です。 本州の方は、山で見かけたことがあるかもしれません。高知県では一般的に食べられているようです。 私が、イタドリを知ったのは小学生の頃。林間学校か、両親と一緒のハイキングだったか。これ、食べられるんだよ!と聞き、山の中でパキッっと折って少し味見し、”食べられるけど、酸っぱい植物”として記憶。もし遭難したら、これを食べて生き延びようと思っていました(笑) 酸っぱいのは、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの有機酸を多く含むため。また、尿路結石の原因となるシュウ酸も含むため、下ごしらえをした方がより安全に食べられます。 下ごしらえは、皮をむいて、茹でて水にさらすだけ。 あまり火を通しすぎるとシャキシャキとした食感が損なわれるため、火の通し方がポイントです。 その後の調理でまた火にかけることを考えると、特に春先の若い芽はお湯をかけて少し放置するくらいの火通しがちょうどよいかもしれません。 このように茎の内部は空洞で竹のように節があります。 食べてみると、癖のない味で、シャキシャキとした歯触りが心地よい!味付け次第で色々なメニューが楽しめる、意外と万能な山菜です。 私は、他の山菜と一緒にペペロンチーノにしたり、きんぴらにしていただきました。 成長しすぎると筋張ってしまうため、4,5月の土から出た若い芽を採取するのがおすすめです。 余談ですが、どこでも生えていますし、生育旺盛の植物ですから、気候さえ合えば食糧事情が良くない地域にぴったりの植物ではないかと思いました。現地の植物を駆逐するほど広がってしまうと困るのですが。 ぜひ、みなさんも見かけたら召し上がってみてくださいね。 今日はこのあたりで。食と農の未来がより豊かになりますように。 Facebook Twitter はてブ Pocket Feedly
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