こんにちは。
北海道在住、
野菜くだものハンター、
やさい直売所コンサルタントの田所かおりです。
今日は、マンゴー「ハマチャノック」のレポートです。
マンゴーは、南国のフルーツで
日本国内でも生産地域が限られている果物です。
そして、日本で一般的に生産されているのは
赤い卵型のマンゴーのアーウィン。
そんな中、
なんと!弟子屈産の「ハマチャノック」という
珍しい種類のマンゴーに、
道の駅摩周温泉直売所で出会いました。
弟子屈町は、
北海道の地図でいうと東エリアのちょうど真ん中くらい、
釧路市のちょうど北に位置する町です。
弟子屈町で温泉の熱を利用して
マンゴーを栽培されているのは知っておりました。
それがこちら。
直売所でも販売されていた
アーウィン「アップルマンゴー」
ブランド名は「摩周の夕日」です。
これだけでもとってもテンションが上がるのですが、
その隣に、
興味をそそられるフォルムのマンゴーが
あるではないですか!
弟子屈産「ハマチャノック」
しかも1パックだけ。
まさかこんな珍しい品種に
出会うことができるとは。
そして、1パック2個入り1,000円と、
隣の「摩周の夕日」よりもリーズナブル。
もうこれは購入するしかない!ということで、
ウキウキ&満面の笑みでゲットしました。
「ハマチャノック」は、マンゴーの品種の名前で、
タイに起源をもつ種類です。
日本でどれだけの方がこの品種を栽培しているでしょう。
レア品種です。
勾玉のようなフォルムに、
黄色から赤に近いオレンジ色の美しいグラデーション。
こちらは樹液でしょうか。
透明の液体が固まっていました。
さて、お味はというと、とても甘いです。
糖度を計ってみたところ、
なんと、20.6度!
酸味はほとんどなく、
というか、酸味よりもマンゴーらしい甘さが際立つ感じ。
果肉もきめ細かく美味しいです。
独特なのは、その香りです。
マンゴーのフルーティーな香りと、
木材のような、お香のような芳しい香りに、
ドリアンのような、いかにも南国という
ガス系の香りが混じっている。
味はとても美味しいのですが、
香りで好き嫌いがわかれるかもしれませんね。
私は好きです。
ちなみに、種もすごく薄くて、
果実の形と同じで可愛くて写真を撮りました。
生産者名が記載されておらず、
どなたが生産されたのかわからなかったのですが、
わかれば見学にお邪魔したいです。
「ハマチャノク」に出会えてラッキーでした!
気になった方は、ぜひどうぞ。
今日はこのあたりで。
食と農の未来がより豊かになりますように。