こんにちは。
北海道在住、
食と農のコンサルタント、野菜ソムリエ上級プロの
田所かおりです。
江別恵庭線(国道46号線)沿いにある、
「旬のお料理・釜めし いちえ」さんのレポートです。
以前から国道を通るたびに、
あの丸い建物何だろう、と思っていたのですが、
釜飯屋さんと気づいたのは
大分時間が経ってからでした。
お店の前には大きな釜があり、
思わずパチリ。
いざ入店です。
案内されたのは、コロナ禍もあってか、
広い空間が仕切られた
焦げ茶と赤を基調とした宴会場。
丸い建物の中には丸い中庭があり、
解放感のある空間です。
私が座った席から、
2階の窓にメニュー表が置いてあるのが見えたので、
おそらく2階にもお席があるのでしょう。
そうだとすれば、結構な席数ですね。
スタッフの方の対応は丁寧で、
メインメニューの釜飯の他、グランドメニュー、
平日ランチや、おすすめメニューの
などを説明してくれました。
さっくりと、こちらがメニューです。
北海道産食材や、
近隣エリアの生産者の農産物を使われているメニューがあり、
職業柄好感が持てました。
また、メインもサイドもドリンクもメニュー数が多く、
宴会場もあり、
一般的な釜飯屋さんのイメージよりも
守備範囲は広いと思います。
釜飯の他に、「石焼き五目あんかけ焼きそば」も人気とのこと。
中華も得意とありますが、
確かに美味しそうで、席に案内される時に、
あんかけ焼きそばをを召し上がっている方がいました。
常連さんでしょうか。
(中華メニュー写真はピントがぶれてしまって掲載ならず。)
私は初めての来店なので、とりあえず釜飯。
内容によって、1,000円以下から3,000円ほど、
幅広い価格設定です。
ボリュームゾーンは1300円くらいでしょうか。
そのほとんどは魚介類系ですが、
店内で頂くのでせっかくなら、
テイクアウトできない
「ひとまい牛ステーキ釜飯」をタブレットで注文しました。
店員さんを呼んでもOKです。
タブレット注文は、こんな画面です。
これはさり気なく客単価アップを狙うには良い方法だなと。
店員さんから注文をする際に細々提案されると、
その場でさっと加える人はあまりいないでしょうし、
注文する側の気持ちも、いえいえ…(それは必要ない)、
出来れば聞かないでくれ、と
微妙な空気になることも避けられます。
タブレットの提案であれば、いらない人は当然スルー、
欲しい人はちゃんと考える時間もあるという。
店員さんの負担や説明不足もないでしょう。
さて、注文の品が運ばれてきましたよ!
ごはんはお出汁で炊かれていて、
そのままでも十分美味しいです。
赤身のやわらかいお肉に
ニンニク風味の甘辛スパイシーなステーキソースがかけられていて、
いわゆるステーキの味付けが好きな方には◎。
ステーキソースがかけられてない部分は
わさびと合わせても◎でした。
ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ、きのこなどの
お野菜も食べられて、女性も嬉しいと思います。
トッピングに、ネギ、ひじき入りの芝漬け、
わさび、きざみ海苔がついているので、
お出汁も組み合わせると何通りもの味が楽しめます。
まずは、そのままステーキソースの味で
お肉にワサビとネギをトッピング
きざみ海苔とお出汁で
釜底のおこげがこれまた香ばしくて
美味しくいただきました。
ご飯の上から注ぐお出汁は、甘味のある優しい味。
魚介類や野菜類の味を感じました。
塩気はあるけど控えている印象です。
これでご飯も炊かれているのでしょうか。
お味噌汁は酸味のきいたお出汁でした。
お食事の量は、私の感覚だと、完食で満腹。
お昼の食事量としては毎日食べるには多いですが、
午後のお仕事には支障がないくらいでした。
最後に、温かいお茶も出してくださいました。
こういう心遣いが嬉しいですよね。
テイクアウトもほとんどの釜飯で大丈夫のようですし、
レジ付近にお持ち帰り用の釜飯も販売されていますので、
お土産に買って帰るのも良いのではないでしょうか。
JR恵み野駅からは約1.5㎞なので雪が無ければ徒歩圏内、
新千歳空港から車で25分ほどの距離にあります。
気になった方はぜひどうぞ。
今日はこのあたりで。
食と農の未来がより豊かになりますように。