虎屋菓寮 京都一条店~とらやの歴史と羊羹デザイン展~

こんにちは。
北海道在住、
食と農のコンサルタント、野菜ソムリエ上級プロの
田所かおりです。

「とらや」といえば羊羹。
本当に美味しいですよね。
とらやの羊羹は実家両親(特に父親)の大好物です。

とらやはずっと東京のお店と思っていましたが、
ある時、京都が始まりだと知りまして、
色々調べているうちに、和の趣が素敵な茶寮があることがわかり、
京都に行く機会があったので行って参りました。

向かったのは、京都御所のすぐ近くにある
「虎屋菓寮 京都一条店」。

お店は満席。
入って左側のギャラリーで待つことに。

虎屋の歴史。

虎屋は室町時代後期ごろ、京都で創業。
1586年から御所御用を始めるとあります。
そして1628年寛永5年に、ここ「虎屋菓寮」を買い増ししたと。
ものすごく歴史のある土地に立っている、
ということをこのパネルで知りました。
羊羹「夜の梅」は1819年に記録があるという。
「夜の梅」は200年も前からあったのですね。
詳しい歴史は写真を拡大してみてください。

すぐ横では「とらやの羊羹デザイン展」も開催されていました!

歴史を知ってこのデザインを見て、じわっと感動。
いつお席に呼ばれるかわからないので、高速でパシャリ。

それにしても文字といい、色合いといい美しいのです。
昔から工夫を重ねて今日まで和菓子を作り続けてこられたんだなと。
その歴史に敬服致しました。

そんな中、革新的なパッケージを発見。

まさかの初音ミク&中村獅童さんではないですか!
新しい文化との融合でまた新しものが生まれていくのですね。

その感動のまま茶寮の方へ。

こちらの空間も素敵です。
日本文化に関わる書籍も自由に閲覧できるとのこと。

虎の置物も見つけました。

お庭も素敵。
奥には稲荷神社やお蔵もあります。

注文したのはくずきり。

暑い日にいいですね。
美味しくいただきました。

こちらはあんみつ。

お庭を眺めながらの甘味。
とても贅沢な時間を過ごすことができました。
昔の人もこうして楽しんでいたのかもしれませんね。

「虎屋菓寮 京都一条店」
所在地:京都府京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400
HP:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=55
歩いて数十秒のところに「とらや 京都一条店」もあります。
「とらや 京都一条店」は茶寮ではないのでご注意を。
私も間違えて行ってしまいました(笑)

茶寮はこの看板を目印に。

気になった方はぜひどうぞ。

今日はこのあたりで。
食と農の未来がより豊かになりますように。

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