近くに、そう、こんなに近くに!!

数年前の4月、本州から北海道に引っ越してきて
一番衝撃的だったのが、その寒さ。
まだ真冬!?と思いました。
本州感覚なので、仕方ないのですが、
市役所に手続きに行った時も、
私だけダウンコートを着ていて…。
周りの人の視線を感じました。。
その頃の雑木林の風景は茶色。
せっかく大自然広がる北海道に来たのに、
まだ芽吹いていないのかと、
寂しさを感じたのを覚えています。

少し経って生活に慣れ始めた頃、
木の芽が伸びて、
草も生え出して、
桜が咲きました。
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(これは、Oさんのお庭のチシマザクラ。)

そして、通勤途中の雑木林の地面には青い花!
最初は、お花の青が鮮やかすぎて、
その青はゴミの色だろうと思ったほど。

その可憐な花の名は、エゾエンゴサク。

桜の季節がくると、毎年カメラ片手に
出かけるほど好きな花です。

今年は、どこでちゃんと見られるだろうか。
と思っていたら、
ヨモギ狩りの後に、
Oさんがエゾエンゴサクのお花畑に案内してくださいました。

お天気が悪くて、写真があまり綺麗ではないのですが、
立派な(一般的なものより一回り大きい)株を
写真におさめることができました♪
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そして、ふと後ろの川のほとりを見ると、
何やらオオウバユリの群生が見え、
テンションUP。
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こんなところに、なぜ、こんな植物が!!
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少し進んでみると、フキやコゴミ、タラの芽まで見つけてしまい、
もう山菜狩りのスイッチオン。
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ニリンソウのお花畑もありました。

写真をとって…山菜摘んで…の繰り返しで、
友人を待たせているというのに、
友人の分の山菜も!という口実?で、
Oさんとハイテンションで山菜狩りを楽しみました。
待たせてしまった友人には、
二輪草なんて摘んで良いのかしら…と思いながら
春の花のブーケをお土産に。
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ちなみに、昔から北海道では、
二輪草をお味噌汁の具として食べていたそうです。
(山野草ファンの方には、絶叫されそうです。)

その日の食卓に上った山菜の天ぷら♪
フキと牛肉の炒め煮。
自分で採った気持ちも上乗せされてか、
本当に美味しくいただきました。
旬の自然のものを頂けるって、本当に幸せですね。

来年もきっとあの川のほとりに出没するでしょう(笑)

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